上司から『はよおけのぉ!』って言われたけど、どういう意味?!
上記のお悩みを解決します。
- 四国中央市の方言であろう言葉について
- 私が気になっているしこちゅ〜の方言7選
- 四国中央市にお住まいの方
- 四国中央市に転勤してきた方
それでは、本題に入ります。
私のインスタにしこちゅ〜方言動画をあげてみました!
本記事ではご紹介していない方言もチョイス
四国中央市の方言『おく』?
結論です。
『おく』=『帰る』です。(一区切りをつけるみたいなニュアンス)
会社に入社したての頃に上司から、
はよ、おけのぉ~!
と言われてポカンとした覚えがあります。
っえ?なにを置いたらいいの?心底焦りました。
キョロキョロと戸惑っていると、
なんや!分からんのか?!はよ帰れってことじゃ!
と言われて唖然としました。
『おけ』=『帰れ』ってことか、と。
『おく』=『帰る』
全体的に言葉がキツめがデフォ。
四国中央市の方言?を挙げてみる
『おく』以外にも四国中央市の方言?を挙げてみます。
私が、しこちゅ〜にやって来て『方言かな?と感じているだけ』なので厳密に言えば違うかもしれませんが。
- ほやきん(やきん)
- やらんかい
- おんかれる
- だれっちゃ
- ケーキ
- けんびき
- どななんぞ
順番に解説します
やきん
- 『ほやきん』=『ですから~』
- 『やきんな』=『ですからね』
- 使用頻度=多
使い方
『方言』:ほやきん(やきん)、こうやって言よるやん!
『標準語』:ですから、このように言っているでしょう
『ほやきん』は、言葉の響きからしても伝わりやすいと感じます。
会話の流れからも判断しやすい。
”ほ”を付けずに『やきん』と言われる方も多いです。
四国中央市と同じ愛媛県の松山市では、『ほやけん』と言っているような気がします。(『じゃけん』も多)
ちなみに、語尾に『きん』を付ける人が多いです。
- 『できんきん』=『できないから』
- 『行くきん』=『行きますから』
ほやきん!行くきんな!(ですから!行きますからね!)
やらんかい
- 『やらんかい』=『してください』
- 使用頻度=多
使い方
『方言』:ほやきん!はよ、やらんかい
『標準語』:ですから。早く、してください
なんていうか、全体的に言い方が乱暴(爆)。
四国中央市には、祭り好きで快活な方が多くいらっしゃるので会話もハデハデです。
ハデハデだぜ!
『やらんかい』=『してください』
おんかれる
- 『おんかれる』=『怒られる』
- 使用頻度=中
使い方
『方言』:おんかれてしまうでぇ
『標準語』:怒られてしまいますよ
ニュアンス的にも分かりやすいです。
あくまでも『おんかれる』は怒られる場合に使うようです。
自分が『怒る』場合には、普通に『怒るぞぉ!』と言います。
不思議。
ケーキ
- 『ケーキ』=『アイスクリーム』
- 使用頻度=低
使い方
『方言』:ケーキいるかいのぉ?
『標準語』:アイスクリームはいりますか?
妻のお父さんが『ケーキ』と言っているのを聞いたことあります。
子どもは、アイスクリームが出てきてびっくりしていました。
妻に聞いてみると、ご年配の方が使うことが多いとのことです。
けんびき
- 『けんびき』=『ヘルペス(口内炎)』
- 使用頻度=中
使い方
『方言』:けんびきが痛いわぁ
『標準語』:口内炎が痛みます
妻が『けんびきができたわぁ』と、よく言っています。
全国的には、『けんびき』=『肩のひきつり』とのことです。
『けんびき』=『ヘルペス(口内炎)』として定着しているのは面白いですね。
だれっちゃ
- 『だれっちゃ』=『誰も』
- 使用頻度=高
使い方
『方言』:だれっちゃ、おらんかったわ!
『標準語』:誰も、居ませんでした
仕事中にも電話で使ってしまう勢いがあります。
どななんぞ
- 『どななんぞ』=『どのような具合ですか?』
- 使用頻度=高
使い方
『方言』:体調はどななんぞ?
『標準語』:体調はどのような具合でしょうか?
様々なシーンで使うことができる『どななんぞ?』です。
使用頻度も高めなので、覚えておいて損はありません。
まとめ
練習してみましょう。リピートアフターミー!
『方言』:ほやきん、はよせなおんかれるで!
『標準語』:ですから、早くしないと怒られてしまいますよ!
『方言』:だれっちゃ、ケーキ食べんかった!けんびきが痛むいよったわ!どななんぞ!
『標準語』:誰もケーキを食べませんでした!口内炎が痛むと言っていました!どのような具合でしょうか?
他にも、ご紹介したいしこちゅ〜の方言が見つかりましたら追記します。以上です。