本記事を公開するのはとても悩みました。
しかし、コロナに感染した時のリアルをお伝えしたく公開を決意しました。
子供に焦点をあてて、子供がコロナに罹ったときにどうなったのかを詳しく解説します。
特に、2歳前後の小さいお子さんがいらっしゃる方には読んでいただきたいです。
結論をまとめておきます。
- 次男2歳は24時間以内に2回の熱性けいれんを起こした(今回が初めて)。
- 長男6歳はマックス39.8度の高熱で、2日間は熱の上がり下がりを繰り返した
- 2週間以上にもおよぶ自宅待期期間では生協宅配をフル活用(食料問題は死活問題)
- 長男、次男共に3日目には熱も落ち着き、食欲も出てきた
- 子供の看病で親がコロナに罹る可能性はかなり高い
- 自宅待機期間で保険適用された
簡単に解説をしていきます。
24時間以内に2回の熱性けいれん
次男は熱性痙攣を2回起こしました。
初めての体験だったので、無茶苦茶に焦りました。
熱性けいれんのポイントをまとめます。
- 命にかかわることは稀なので、親が落ち着くことが大事
- 寝ている場合は吐しゃ物が詰まらないように横に向ける
- 動画を撮ることができれば様子を記録しておく
- 落ち着いたらかかりつけ医に連絡
次男が1回目の熱性けいれんを起こしたのは、病院で陽性判定を受けた帰りの車中でした。
抗原検査を受けた後は、ニコニコする元気がありました。
しかし、急転直下でした。
突然、次男が両手をッバ!と上げたと思ったら白目を向いて全身をガクガク震え始めました。
よだれもダラダラ垂れて、途中からは泡も吹いた感じになっていました。
すぐさま、かかりつけ医に電話をすると『来てください』とのことでした。
病院に着くころには、次男は寝ていました。
1回目の熱性けいれんは時間にして5分ほどでした。(妻が動画を撮ってくれていました)
先生からは『様子を見てください』とのことでした。
帰りの車中で、お昼に食べていたお茶漬けを戻しました。
2回目の熱性けいれんは、翌日のお昼前でした。
1回目と同じように先ほどまで、ニコニコしていたのに急転直下です。
横になって、全身がけいれんしていました。
目はパチパチ、頬っぺたはピクピクして全身で大きなしゃっくりをしている感じ。
2回目の熱性けいれんは時間にして3分ほどでしたが、私は生きた心地がしませんでした。
かかりつけ医に電話をすると、『ダイアップ座薬(けいれん予防薬)』を渡すとのことでした。
『ダイアップ座薬』を入れて以降は熱性けいれんは起こりませんでした。
ググってみると、コロナで熱性けいれんを引き起こす子供は多いとのことです。
噂には聞いていましたが、熱性けいれんを目の当たりにしたときのショックは半端なかったです・・・。
熱性けいれんのことを調べておいて損はないと感じました。
マックス39.8度の高熱で、2日間は熱の上がり下がりを繰り返した
長男6歳は、マックス39.8度~38度前半の熱を2日間繰り返していました。
熱が上がりきったところで座薬を入れて対処をしました。
座薬を入れると落ち着いていましたが、熱が高い時にはとても苦しそうでした。
たまに飛び起きて、両耳を押さえて『うるさい!耳が痛い』と泣いていました。
元気になってから聞いてみると、『シャー!シャーッ』と大きな音がしていたとのことです。(耳鳴り?)
後日、私も陽性になったときに耳がズキズキと痛むときがありました。
長男、次男ともに3日目の朝にはだいぶ熱も収まりました。
そして、看病をしていた私たちはこのころから症状が出始めました。
2週間以上にもおよぶ自宅待期期間では生協宅配をフル活用
生協宅配には、本当に助けられました。
私は『コープ自然派』と『コープえひめ』の両方をしています。
『コープ自然派』は前々日まで、追加注文オーケーなので本当に助かりました。
商品配達は、玄関先に置いてくれますので完全非接触です。
食欲が出てきたころには焼き肉を食べて元気100倍!
2週間も自宅待機期間がある中で、イチバン大きな問題は『食糧問題』かもしれません。
生協宅配に興味がある方は、『【コープ自然派酷い?】否!2年利用して感じた10のメリット』をご覧ください。
コロナ渦中において、食品宅配が急成長した理由にも納得です。
3日目には熱も落ち着き、食欲も出てきた
私の所感としては、子供たちは最初の2日間が山場でした。
3日目の朝には37度前半まで熱も落ち着いていました。
しかし、熱が収まったあとの次男はまるで人が変わったようでした。
とにもかくにも『機嫌が悪い』・・・。
何をしても、言ってもずっと『ギャアギャア』泣いていましたが、おにぎりをあげると泣き止みます。
おなかが減っていたようです
食べていなかった2日間を取り戻すかのように、長男・次男共にたくさんおにぎりを食べました。
次男にミカンを渡したときには皮ごと食べる勢いでグシャグシャにむさぼっていました・・・。
妻曰く、『野生に戻っちゃった』とのことです。
高熱が続いていたときも、熱が38度台まで下がると元気が出てくるようでした。
少しでも元気なうちに子供たちに食べてもらったものは下記です。
- ゼリー
- ポカリ
- スイカ(タイミングよく家にあった)
小さいお子さんがいる場合には、ジュレやアクアライトを普段から用意しておくと安心すると感じました。
繰り返しになりますが自宅待機期間に入ると、『食糧不足』は本当に死活問題です。
子供の看病ではコロナが移る可能性がかなり高い
子供たちが陽性判定を受けたときに、私も抗原検査を受けさせてもらいました。
結果は、陰性です。
抗原検査は、鼻の奥になが~い綿棒?みたいなものを突っ込むのですが(インフルと同じかな?)涙が出るくらいに痛かったです(笑)。
私は普段通り元気そのものでした。
高熱の子供たちを看病するために、当然のことながら同じ寝室です。
たまに、長男の咳をモロに顔に受ける時もありました。
しかし、私はいつも通りの体調です。
『ワクチンも3回受けているし、もしかしたら、私はかからないんじゃないか?無敵?ハハッ』とすら楽観視していました。
あまあまのあまちゃんでした・・・
子供たちが元気になった晩から熱っぽくなり、翌日には39.2度まで熱が急上昇。
全身の倦怠感から眠ることなんて不可能でした。
幸いなことに、咳と頭痛はありませんでした。
それこそ、2回目のワクチン副反応のほうがしんどかったくらいです。
子供たちと同じように3日目の朝には熱も下がり、体も楽になりました。
しかし、『何を食べても味が分からない状態』になっていました。
- バニラアイスを食べても氷をシャリシャリ食べている感じ
- 味噌汁の飲んでもお湯を飲んでいる感じ
味覚の不調は3日ほど続きました。
私は嗅覚はあったように感じますが、妻は匂いが分からないと言っていました。
後遺症は人によって異なるのかもしれませんね。
個人的には2回目のワクチン副反応のほうがしんどかったです。
【モデルナ2回目】発熱いつからいつまで?※個人差あります
自宅待機期間でも保険適用
保険会社に問い合わせをしたところ、コロナで自宅待機になった場合でも保険適用とのことでした。
ざっくりですが、全部で30万円ほどの保険金が出る計算です。
保険の申請には、保険会社の申請書と保健所から届く証明書のコピーが必要とのことです。
保健所から届く証明書は約1か月後になるとのことでした。
証明書の原本は必ず保管しておくこと!(提出が必要な場合はコピーを渡すようにとのことでした)
現在加入している保険内容を確認しておくことをオススメします。
『【重症妊娠悪阻】入院(18日間)保険は使えた?食事はどんな感じ?』のときにも保険にはだいぶ助けられました。
まとめ
ポイントをまとめておきます。
- 次男2歳は24時間以内に2回の熱性けいれんを起こした(今回が初めて)。
- 長男6歳はマックス39.8度の高熱で、2日間は熱の上がり下がりを繰り返した
- 2週間以上にもおよぶ自宅待期期間では生協宅配をフル活用
- 長男、次男共に3日目には熱も落ち着き、食欲も出てきた
- 子供の看病では親にコロナが移る可能性がかなり高い
- 自宅待機期間でも保険適用
熱性けいれんは、本当に心臓に悪かったです。
1回目の熱性けいれん後に、車で病院に向かうときには事故を起こすんじゃないかと思いました。
熱性けいれんのことを調べたことのない方は、一度調べておくことをオススメします。
最後に、私が備忘録としてつけていた日記を残しておきます。
コロナにかかるとどうなるのかを少しでもお伝えできればいいなと考えています。
子供の発症日
長男が夜中から体が熱く横でぐずっていた。
翌朝の長男体温37.5、次男も37.5。
朝イチでかかりつけの病院に行き細菌を殺す薬と熱冷まし(カロナール顆粒)をもらう。
このときは抗原検査なし。
2人とも元気でいつも通りだと感じていた。
機嫌もよい。
昼飯は2人ともお茶漬けを食べる。
薬を服用後、ふたりとも寝る。
15時前に熱を測ると2人とも38.5ほど。
かかりつけの小児科に連絡をする。
駐車場で抗原検査をするとふたりとも陽性。
すぐに線が現れた。
私もやってもらったが陰性。
抗原検査は、熱が出てから1日程度時間が経っていないと出ないことがあるとのこと。
私、妻は無症状。
抗原検査は涙が出るほど痛かった・・・。
鼻血は出ていない。
小児科の帰りの車の中で次男が初めての熱痙攣。
時間は5分ほど。
先程までニコニコしていたのに突然、引き付けを起こす。
早いしゃっくりのような感じで目はうつろ、よだれも垂らしぷくぷくと泡を吹いている。
とても怖かった。
チャイルドシートで熱がこもったことが原因かも。
かかりつけに電話をすると、今からきてほしいとのこと。
気もそぞろで病院までの道のりがとても遠く感じた。
長男が声をかけてくれて落ち着いて運転することができた。
小児科についたときには次男は寝ていた。
先生からは様子を見てほしいとのこと。
帰りの車の中で次男がお昼に食べたお茶漬けを戻す。
家に帰ってから座薬を入れて様子を見る。
スマホを見ると保健所からの着信履歴。
掛けなおすと内容は下記。
- 子どもの発症日
- 子どもの療養期間
- 親の自宅待機期間
- 感染可能期間を小学校、学童、保育園に連絡してほしいとのこと
- 血中酸素濃度計測器の貸し出し
- 夜間の緊急連絡先
その後、学校、保育園、学童、会社へ連絡。
夜は2人とも39度近くの熱が出ては、座薬を入れるを繰り返す。
次男はポカリを飲んでもすべて戻した。
布団が水浸しになる。
長男はポカリを飲むことができた。
子供の発症から2日目
相変わらず2人とも39度近い熱が続く。
朝に2人ともゼリーを食べてもらう。
落ち着いたかな?と楽観。
10時頃に次男が熱痙攣を再び起こす。
3-4分引き付けを起こしていた。
目をパチパチさせて顔もピクピクしていた。
全身で大きく息をしている感じ。
24時間経っていないうちに熱痙攣が起こったので心配。
かかりつけに電話すると痙攣予防の座薬を出してくれるとのこと。
小児科に行き、痙攣予防と熱冷ましの座薬(追加)をもらう。
熱痙攣が再び起こったら入院を勧められる。
家に帰ってから痙攣予防の座薬を入れる。
途中起きたりするがぐずることなく12-18時寝た。
20時に2回目のダイアップ座薬を入れる。
2個で1セットらしい。
長男は一日中39度の熱が続く。
長男は、昼にうどんを食べたが、味がしないとのこと(薄味だからかも)
みんなで布団でずっと横になっていた。
長男は飛び起きては耳を押さえて『いたいいたい』と泣いていた。(耳鳴り?)
長男はアイスノンでふとももや首のところを冷やすと少し落ち着いた。
次男はアイスノンを付けると嫌がる。
長男は元気になったらほっかほか亭のステーキ弁当、ピザ、自分で作ったトーストを食べたいと言っていた。
他にも食べたいものを列挙していた。
とてもか細い声だったので辛くなる。
大丈夫、すぐ善くなると励ますが涙が出た。
コロナが憎い。
夕方に2人ともすいかをたくさん食べた。
機嫌も良くなったが熱は相変わらず高い。
38度前後。
次男は絵本を読んで読んでと持ってきた。
妻の咳がひどくなってきた。
熱は38.4。
私は相変わらず無症状で熱なし。
もしかしたら私はかからない?
夜中に長男が飛びおきて耳を押さえて『痛い痛い』と泣く。(長男が元気になってから聞いてみると、『ッシャーッシャーッ』と音がなっていたとのこと。)
次男は夜中にたびたび起きるが、妻が対応する。
子供の発症から3日目
2人とも37.5前後まで熱が下がる。
長男は機嫌も良く、朝から録画していたドラえもんを見る。
次男は機嫌が悪く、何をしても『イヤイヤ』。
おにぎりをあげると機嫌が直る(お腹が減っていたみたい)。
私は喉の痛みが出始め、黄色い鼻も出ているが熱はない。
妻は咳が相変わらず出ているが、37.1まで下がっていた。
長男は元気になり、よく喋るので煩わしいくらい。
昼飯はうどんとおにぎり。
2人ともたくさんおにぎりを食べた。
私は昼過ぎより喉の痛み、全身のだるさ、節々の痛みが増してきた。
熱は37.1。
耳の付け根に鋭い痛みが走る時がある。
長男が耳を押さえていた理由が分かる。
夜は節々が痛いのでなかなか寝付けない。
23時頃に熱を測ると39.2度。
保健所から貸し出されたメーターで測ると酸素濃度は正常範囲。
体が暑すぎるのでひとりだけ違う部屋でエアコンをガンガンにかけて横になる。
眠れない。
子供の発症から4日目
子どもたちは平熱に戻る。
次男は機嫌が悪いが朝ご飯を食べると機嫌は良くなった。
コロナに罹る前に比べて、次男が怒りっぽくなったかもしれない。
私は昼頃には私は37.1度まで熱が下がる。
喉が少しイガイガするのと全身の倦怠感があるので1日横になる。
バニラアイスを食べたが、まるで、水氷を食べているようだ。
記録はここまでになります。
このあとは家族全員全回復いたしました。
正直に言って、コロナは怖い存在です。
再度、コロナに罹る可能性もあると思うとコリゴリです。
感染対策には今後も十分気を付けて、日々を過ごしていきたいです。以上です。