
授乳とミルクの混合だけど、おすすめの哺乳瓶ってある?
上記のお悩みを解決します。
- 母乳相談室のレビュー&使い方
- 『母乳実感』と『母乳相談室』の両方を使ってみて、両者の違いを実感済
- 長男ときに乳頭混乱を経験し、次男のときには失敗の経験を生かしています
- 授乳とミルクの混合の方
- 出産予定の方
- 乳頭混乱の予防&改善効果が期待できます
それでは、本題に入ります。
母乳相談室は乳頭混乱に効果はあった?

結論から申し上げますと、母乳相談室は乳頭混乱に効果はあったと感じています。
理由は、母乳相談室は他の哺乳瓶に比べてミルクが出づらく授乳の感覚に近いと感じたからです。
母乳相談室を使って感じたメリット・デメリットは下記。
メリット | デメリット |
---|---|
おっぱいに近い作りだと感じた。 | 母乳相談室を売っている場所が限られていた。 |
解説を簡単にしていきます。
おっぱいに近い作りだと感じた

『母乳相談室』は他の哺乳瓶に比べて、飲み切るのに時間がかかります。
おっぱいに近い哺乳瓶だと感じています。
以前は、『母乳実感』と言う哺乳瓶を使っていましたが『母乳相談室』に変更しました。
”母乳相談室の方が、飲み切るのに時間がかかる”ことを実感しました。

私は体感的に、”倍くらい”違うんじゃないかな。
逆に、授乳や母乳相談室に慣れている赤ちゃんが飲みやすい哺乳瓶で飲んだ場合。
あまりの出の良さにむせてしまうのではないでしょうか・・・。

新生児のときって、むせるだけでもむちゃくちゃに焦りますよね
以前は、次男(新生児)がむせたときに数秒間・・・息が止まりました。(K2シロップを母乳実感のちくびで飲ませたところ、むせてしまいました。)
パニクっていたので、慌てて『#8000』に電話をかけました。
結局、『母乳相談室』は、生後3ヶ月ころまで使っていました。
哺乳瓶でミルクをしていたのは、お風呂上がりの『80mm』のみ。
母乳相談室のちくびはssサイズなので、3ヶ月頃までssサイズを使ったのは異例かもしれませんねw。(1ヶ月~はsサイズ)

母乳相談室を嫌がることはあるの?
飲みやすい哺乳瓶を赤ちゃんに経験させなければ、『母乳相談室』を嫌がることはないと考えています。
飲みやすいちくびで慣れてしまっていると『母乳相談室』を嫌がる可能性はあります。
繰り返しになりますが、『母乳相談室』はミルクが飲みにくい傾向にあります。
飲みやすい哺乳瓶に慣れていると『母乳相談室』を嫌がる可能性あるかも?
どうやって使った?

母乳相談室とは言っても、他の哺乳瓶と飲ませ方は同じです。
おさえるポイントは下記の2点。
- ミルクの温度
- ちくびの向き

解説しますね
ミルクの温度に注意しないと、赤ちゃんがヤケドをしてしまう可能性があります。
飲んでもらう前には、ミルクを手の甲に垂らして温度確認を必ずしてください。
ミルクの温度調整は『流水』で行いました。
哺乳瓶を流水にあててミルクを冷やしていきます。
ミルクは思っている以上にすぐに冷えるので注意が必要だと感じています。
ミルクを冷やしすぎることもNG。
都度、手の甲にミルクを垂らして温度確認をするようにしていました。
ミルクを手の甲に垂らして温度確認しよう!
他の哺乳瓶でも同じことが言えますが、ちくびの向きにも注意が必要。
母乳相談室のちくびには、『UP』の文字があります。

『UP』の文字が上になるようにしてください。
ちくびが上下逆向きだと、ミルクを上手に吸うことができません。
『UP』の文字が上になるように確認しよう!
次男のときは、ちくびをくわえるときに舌を巻き込む癖がありました。
母乳相談室のちくびを舌の上にしっかりと乗せることを意識しました。
『母乳相談室』のちくびだけもあります。
母乳相談室を使い終わったら、洗ってから除菌&保管です。
私たちは『除菌じょ~ずα』を使っています。

簡単に使い方を説明します
哺乳瓶は立てて入れます。
ちくびやキャップは付属のケースに入れます。

付属の計量カップで給水口に水を2回注ぎます。

電子レンジで500W~700Wで5分加熱します。
レンチンが終わったら、この穴から排水します。※レンジから取り出すときはやけどに注意してください。


排水後はこのままの状態で保管できるよ

長男・次男ともに使いました
あと忘れてはいけないのが、『哺乳瓶・ちくびを洗うときのブラシ』。

『母乳相談室』は耐熱ガラス製。
ガラス製の哺乳瓶は、ナイロンブラシで洗うことが推奨されています。
売っている場所が限られていた
結論から申し上げますと、母乳相談室は通販で購入しました。
理由は、店舗をいくつか回ってみましたが見つけることができなかったからです。
3店舗ほど回って、店内をくまなく探しましたが『母乳相談室』を見つけることができませんでした。
なぜか、目につくのは母乳実感ばかり・・・。

何本買えばいいの?

3本あれば安心するかなぁって感じてるよ
3本購入した理由
最低でも3本あれば、余裕を持ってローテーションすることができると感じています。

ネットで母乳相談室を買う場合には、3本まとめて買っておくことをオススメします。

ネットであとから追加で買おうとすると、送料が余計にかかっちゃうからね。
後日談ですが・・・。
産院の売店で母乳相談室を発見しました。
産院に母乳相談室を置いてあるということは、それだけ評判が良いということだと感じました。
産院の売り場に『母乳相談室』あるかも?!
『母乳実感』という名前がよく似ている哺乳瓶もありますが、『母乳相談室』は性質がまったく異なると感じています。
乳頭混乱とは?

引用させていただきます。
赤ちゃんが哺乳瓶(人工乳首)を好み、おっぱいでの授乳を嫌がることを乳頭混乱と言います。
出典元:マイナビウーマン子育て(https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/3526)
赤ちゃんが『乳頭混乱』になるデメリットは大きいと感じています。
いままでは上手に授乳できていたのに、”突然”嫌がって飲んでくれなくなる可能性があります。

事実、私たちは『乳頭混乱』を経験しました

母乳相談室に出会う前のお話をします。

哺乳瓶買ってきてっ

わかった!
妻からの命令は絶対です。
車をすぐに走らせて、近所のベビー用品店に向かいました。

うわぁ・・・哺乳瓶ってこんなにも種類があるのかぁ。どれが良いんか分からん・・・。とりあえずコレ!
西松屋で私が手に取ったのは『母乳実感』という哺乳瓶。
コレぞ哺乳瓶!って感じのパッケージに心を奪われたからです。
『母乳実感』には、飲みやすいちくびが付いていました。
長男はゴクゴクとミルクを飲んでくれました。
しかし、ミルクを一気に飲み干した長男はそれ以降の授乳を嫌がるようになったのです・・・。
『乳頭混乱』の始まりでした。
理由はシンプル。
赤ちゃんは『飲みやすい×ゴボゴボ飲める×ラクな方を選ぶ』からです。

わざわざしんどい方(授乳)を選ぶと思いますか?
答えは『否』ですよね。
突然で申し訳ありませんが、気持ち悪い話をしますね。
実は、妻に頼み込んで授乳に挑戦したことがあります。
結果=絶対無理。
大人の力でどんなに頑張って吸っても、母乳って出ないんです。
しかし、赤ちゃんは生まれながらに持った『パワー×センス×テクニック』でおっぱいを吸います。
あなたなら『飲みにくいおっぱい』or『飲みやすい哺乳瓶』どちらを選びますか?
実際に、授乳に挑戦した私が断言します。
飲みやすい哺乳瓶に決まってる
母乳相談室と母乳実感の違い

私が感じた母乳相談室と母乳実感の違いをご紹介します。
くれぐれも誤解をしないで欲しいのですが、母乳実感を使ったから乳頭混乱になるわけではありません。
母乳相談室 | 母乳実感 | |
---|---|---|
飲みにくさ | 飲みにくい | 飲みやすい |
持ちやすさ | 普通 | 普通 |
乳首の豊富さ | SSサイズのみ | SS~3L |
本体価格(税別) | 1,550円 | 2,100円 |

母乳相談室はSSサイズの乳首のみですが、完母を目指される方なら気にする必要はないと感じています。

長男のときは、授乳が軌道に乗りそうな時期に飲みやすいちくびに慣れてしまい『乳頭混乱』を起こしました。

それじゃ、『乳頭混乱』を起こさないためにはミルクをやめるしかないの?

そんなことないよ。
哺乳瓶をまったく使わないことは難しいと考えています。
- ママの体調が悪いとき
- 赤ちゃんを実家に預けるとき
- K2シロップを飲ませるとき
混合育児の方や完母を目指されている方にとって大事なことは、”おっぱいに近い哺乳瓶を使う”ということだと考えています。

Pigeonの母乳相談室の商品ページの解説を引用させていただきます。
乳頭乳房トラブルなどで、一時的に直接母乳をあげられない時に。
母乳哺乳に移行するトレーニングのための哺乳びんのため、乳首はSSサイズ(低流量タイプ)のみご用意しています。
Pigeonホームページ桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室 哺乳器(哺乳びん)(https://products.pigeon.co.jp/item/index-1671.html)
まとめ
長男のときは『乳頭混乱』を起こしてしまい大変苦労しました。
次男は、おなじ過ちを繰り返さないためにも『母乳相談室』以外の哺乳瓶は使っていません。

おさらいです
- 『母乳相談室』は市販ないかも?!
- 混合育児には『母乳相談室』がオススメ!
- 飲みやすいちくびに慣れると乳頭混乱を起こす可能性あり!
完母を目指される方も『母乳相談室』を持っておくことをオススメします。
完母の場合にで哺乳瓶を使うケースはあると考えられるからです。
例えば、下記の3ケース。
- 授乳量が足りないと感じたとき
- 体調不良でどうしても授乳ができないとき
- おばあちゃんに代わりに見てもらわないといけないとき
授乳だけで進めようとしても、哺乳瓶を使う場面は多くあります。
『母乳相談室』は心強い味方になってくれるはずです。
まさしく、完母の方&混合育児の方の救世主=『母乳相談室』だと感じました。以上です。
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